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ドイツのパーペンブルクに拠点を置くマイヤー・ヴェルフト造船所で、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルの新たな客船オデッセイ・オブ・ザ・シーズの建造が本格的に開始となり、キール(船底に設置される骨組みの部分)設置のセレモニーが行われました。
2020年の秋に引き渡し予定のオデッセイのキールは正式に所定の位置に降ろされ、初めの船体部分となりました。
キールの設置がオデッセイ・オブ・ザ・シーズ建造の記念すべき瞬間に当たるのは、まさにその瞬間から客船の本格的な建造が始まるからです。
この記念セレモニーでは800トンのクレーンで79トンのブロックが建造ドックの中で持ち上げられ、新しく鋳造された硬貨がキールの下に置かれました。
キールは建造が終了するまでそのまま同じ位置に固定されます。
船の完成が近づくと硬貨は回収、船長と船員に贈られ、その後、船上に置かれます。海の言い伝えで硬貨は船の建造中に幸運を船へ呼び込み、ひとたび船が海上へ出航すると今度は船長・船員へ幸運を運ぶと言われています。

オデッセイ・オブ・ザ・シーズの船内施設などの詳細、クルーズ日程については本年中に公開予定です。